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科学的研究所(Scientific Institute)とは
科学的研究所(略称:カテキケン)では、科学っぽい視点とエンジニアスキルにデザインの駆動力を加えて、ソーシャルワークを志しています。基本テーマは、「来世を生きやすくするため、今できることをする」。世の中のためになりそうなこと、役に立ちそうなことに、微力ながら役立てればと実践研究を通した活動をしています。
現在のテーマ
A)普段使いの小商いによるまちづくり研究
B)小型特殊自動車の推進
C)バックキャスト思考による心豊かなライフプランの提案
バックキャスト思考による心豊かなライフプランの提案
- セミナー
科学的研究所では、以下の様なセミナー・ワークショップも実施しています。ご用命の折には、お声掛けください。
A)心豊かなライフスタイルデザインに向けて
B)バックキャストテクノロジー思考
C)交通弱者に必要なモビリティ ススメ!ゆっくるま
D)デュアルライフがもたらす世界
E)二拠点居住ってどんな感じ?
F)マイクロソフトExcelで、白色申告書(一般収支内訳書)を作ろう
G)マイクロソフトWordで、チラシ作成
H)マイクロソフトPowerPointでチラシ作成
I)ChatGPTで小説を書いてみよう
J)AIを使って絵本を作ってみよう
K)Amazonで出版してみよう
L)銅線と和紙でおやすみランプを作ってみよう
M)スケッチアップで建物を描いてみよう
N)Modelingを使った3DCADでメカ設計をしてみよう
O)エックス線作業主任者試験を合格に導く受験者向け特別1日講座
P)フィルムの厚さのはかり方って考えたことある?
Q)紙って使われ方で、繊維の向きとか面積重量とか水分量とかいろいろ変えるんだよ
R)バーンダウングラフを使った超やさしい進捗管理法
S)無限アイディアのつむぎ方
お問い合わせ
テーマのアウトライン
A)普段使いの小商いによるまちづくり研究(テーブルシェアざのば)
三鷹市と三鷹ネットワーク大学が共同で取り組む三鷹まちづくり総合研究所の研究テーマとして「普段使いの小商いによるまちづくり活性化の実践研究」が採択されました。科学的研究所が取り組む実践例として「小規模貸スペース」を洗い出しました。ここでは、以下の内容を調査・分析しながら、研究活動を続けてきました。
- 洗い出しに至る経過
- 借入資金、運転資金、リスク低減策についての仕組みやアイディアの実践結果、検討項目、相談先、費用等
- 運転開始とともに浮かび上がる問題点や課題に対して、どの様に対処した結果について、失敗例・成功例の両面から分析。
- 借入資金、運転資金、従業員数、事業形態(法人/個人/家族を含む)、業種等から「普段使いの小商い」に準ずる経営者・事業主の方の抽出・ヒアリングから共通項やポイントを調査。
- 同時に、経営手法、経営理念、参考としている経営論理、尊敬する先達、座右の銘、等から情緒・感情面からの解析。
実践例としての「小規模貸スペース」の具体化にあたり、以下を運営してきました。現在も貸切予約専用として小規模出店、ワークショップ、イベント等にご利用いただいています。
- 場所:〒180-0023 東京都武蔵野市境南町2丁目4-14 『炭火焼鳥 煙確堂』さん営業時間外 (東京都武蔵野市境南町2-8-6正和ビル105 『お肉とお酒 ざ』の昼間の時間から変更)
- 名称:テーブルシェアざのば
- 店舗運営方針:居酒屋さんのお店として稼働していない昼間の時間を利用してスペース貸業を行います
- スケジュール:2020年4月から実践研究に着手し、2022年10月に行われたまちづくり研究員論文発表会を以って本研究テーマは落着しました。新型コロナの影響で店舗変更・緊急事態宣言による臨時休業等に対処しつつの営業運転を経て、お客様者目線でのセルフ利用や各種トライアルを行い、まちづくり研究レポートとして(失敗も含めた)成果をまとめました。この内容は、紀要(論文集)「三鷹まちづくり研究」第2号 令和4(2022)年No.2にまとめられています。三鷹市図書館で閲覧できます。
*1.科学的研究所では、今回の実験・検証での実験結果をもとにして具体的な認知向上策を試してみたい方や実験的に場所を利用してみたい方等含め、「普段使いの小商いによるまちづくり活性化の実践研究」の実践の場であった”ざのば”では協働する仲間も募集しています。興味のある方は、お問い合わせ先にご連絡ください。
*2.まちづくり総合研究所の詳細はこちら
B)ゆっくるま(小型特殊自動車)の推進
2018年に行われた第6回 2030年の「心豊かな」ライフスタイルコンテストに提案した「シニアライフを支えるモビリティ」の内容を期待する反響が少なからずありました。そこで、この提案を実現するための啓蒙活動を中心に活動しています。
お年寄りには、事故を起こさない様にと免許返納の圧力が強まっています。しかし、実際にたくさんの事故を起こしているかと言うとそうでもありません。とは言え、年齢を経ると反射神経・運動神経が鈍りがちになるのは、仕方のないことです。そうして交通弱者になっていくのですが、自身で運転できる乗り物の利便性には、代えがたいものがあります。この利便性を、日本の免許制度である小型特殊自動車で維持しようというのが狙いです。
持続性のある啓蒙活動のために、①のぼりでプロパガンダ、②車体広告で収入、③仮想的な相乗り配信で生活拡張、の3つを組み合わせた方策を考えました。広告媒体にも優れる時速15㎞での走りで、行動弱者の方にも仮想的にのんびりしたドライブに相乗りを楽しんでもらおう、というものです。安全・安心な小型特殊自動車で、シニア層や交通弱者層と新しい仕事への普及を図るボランタリーな収益モデルへの賛同者も募集しています。
シニアカーと免許返納の狭間、電動車椅子と自動運転の狭間、そして小型特殊自動車の新しい世界を今そこにある技術で、一緒に実現しませんか。
「ススメ!ゆっくるま」と題して、エッセイ風の読み物を発刊しました。免許返納に違和感を感じる/自動運転を待てない/親たちの運転が心配、そんな方に手に取って欲しい本です。
C)バックキャスト思考による心豊かなライフプランの提案
バックキャストによる発想法は、視点を未来に置くことから始まります。自分自身の生活設計のみならず、ビジネスの場面にも役立つメタ思考法の一つです。
人生100年時代(若者はもっと!)とか、年金無くなるの!?とか、不安がありますよね。でも、いたずらに踊らされるのではなく、この機会に、自分や周りのことを見つめ直してみませんか。不安の元が何かを問い、受け入れ、そして未来視点から回避策を探ることで、描けるライフスタイルもあると思います。科学的研究所では、バックキャスト発想法にドリームマップやブラウンペーパーインタビュー、未来の名刺作りと言ったワークショップを取り混ぜながら、自身が本来望んでいるライフスタイルデザインの構想を練るお手伝いをします。
ビジネスマンや経営者の方には、自然科学の視点からビジネスに応用した実例を追いながらのバックキャスト思考方法の紹介もしています。
受講者の声の例)
自分で自分のことを見ること(掘り起こすこと)がはじめは辛い恥ずかしいと感じました。ですが正直普段できないことをできて、周りの方も同じ思いでしたし、話してみるとお互いのことを知ることができて終わってみればすっきりした感覚でした。素敵なテーマをありがとうございます。
自分の未来を考えると、家族のこと、お金のことをネガティブな制約にとらえてしまい、小ぢんまりとしたものになってしまうのですが、今回は久々にワクワク感のある未来がイメージできました。ありがとうございました。
・昨日まで多忙過ぎてヘロヘロでしたが、講座の内容がすごくよかったのでしゃきんとなって聞きました。参加して良かったと200%思っています。
・自分の棚卸ができた。今まで見えていなかった自分のことが分かった。
・とても楽しく勉強させていただいた感じ。
・自分で自分のことを見ること(掘り起こすこと)がはじめは辛い恥ずかしいと感じました。ですが正直普段できないことをできて、周りの方も同じ思いでしたし、話してみるとお互いのことを知ることができて終わってみればすっきりした感覚でした。素敵なテーマをありがとうございます。
・究極のしあわせを書き出して、それを制約している事項の洗い出しを始めることにした。とても刺激になるお話をありがとうございました。
・自分の未来を考えると、家族のこと、お金のことをネガティブな制約にとらえてしまい、小ぢんまりとしたものになってしまうのですが、今回は久々にワクワク感のある未来がイメージできました。ありがとうございました。
・自分にはこれまで全くなかった思考法で、是非身に着けたい。ただし、ハードルは高く、たくさん練習しなければならない。ビジネスへの適用例もいくつか知りたい。
・思考の幅が格段に広がり、今までは挫折してきたような難題にも挑める気がする。
・フォアキャスト思考との併用できるようになると、自分の考えを相手に説明し、納得してもらう上でも有効であると感じた。
・真実に近づくにはもっと深い検討が必要、現在の自分の検討はすぐに答えを求めているので浅く短絡的ですが、豊さとは何か?を考えさせられた。
・どのようにして論点を上位概念に持っていくか?が大変参考になりました。上位概念とは、持続可能社会、豊かな社会、SDG‘s、ワクワク、達成感等と思いました。
・世の中には、制約がないものは何もなく、真の制約条件が見えず、人間関係もギクシャクすることは多々あると思います。その真の制約条件を探す為に、会社では視座を高めたり、お客様の立場で考えたりしてきました。それでも、自分の癖はなかなか治らない中、またいい機会を頂きました。今回、共感を受けたのが私の大事な価値観である、達成感、ワクワク感であり、今後もSimpleQuestion をTRY していきます。制約条件を肯定する考え方を強く意識したいです。
・子供を感情的に叱ってしまう自分がいるため、バックキャスト思考で、いろいろな制約を楽しみながら、子供と良い生活を送っていきたいです。
新規ビジネス開拓や新製品開発の企画にも活かせると感じました。お客様が感じている解決したいものというのは、結構漠然としており、様々な制約の中で本質的な課題(制約)を探るというのは実に難しいと感じています。そこをバックキャストで新たな解決手段を描けるのではないかと思いました。
About us
Scientific institute Be-1 Lab. 所長:大日方 祐彦
所長の経験:材料工学、プラズマ物理、原子力工学、半導体プロセス、制御・測定システム、センシングデバイス、光学技術、物性物理、産業マーケティング、開発管理、電気工事、ライフデザイン、レジデンス・オフィス開発、小商い応援、等に取り組んできました。現在は、DX(Transformation with Design)を掲げて、芸大でデザイン力の向上にも取り組んでいます。
主な著書:
- Whale Village
- 強くて速い相棒PCをお得に仕立てちゃえ!: パナソニック製Let’s Note CF-NX/CF-SXを SSD化して気持ち良く使えるようにする方法 [ハードも強くなるパソコン講座] (実践パソコン講座テキスト)
- ひとり親方地方戸建て再生 シャレ・セシリア : ハミングしたくなる家
- 普段使いの小商いによるまちづくり活性化の実践研究(紀要「三鷹まちづくり研究」令和4(2022)年 №2 第2号)
- ススメ!ゆっくるま
- あなたを幸せにする(かも知れない)アイディアシリーズ
主な受賞歴:
2016-2018 日刊工業新聞主催 第4回-第6回2030年の「心豊かな」ライフスタイルコンテストで3年連続受賞
主な特許歴:
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